詩の訳注解説をできるだけ物語のように解釈してゆく。中国詩を日本の詩に換えて解釈とする方法では誤訳されることになる。 そして、最終的には、時代背景、社会性、詩人のプロファイルなどを総合的に、それを日本人的な語訳解釈してゆく。 全体把握は同系のHPhttp://chubunkenkyu.byoubu.com/index.htmlを参照してもらいたい。
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全唐詩卷804_32 《寄飛卿》 魚玄機
2018年1月25日 |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説 |
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九、035卷804_32 《寄飛卿》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9944
(魚玄機の詩人としての才能を引き出してくれ、余の名声にも力を与えてくれた温庭筠に、秋のさみしさを紛らわす手紙を送った、温庭筠は都を離れ、各地に遊んでいた。)
庭へおりるきざはしからのたたきの先あたりで、こおろぎがやたらに鳴いている。庭木の枝のあたりには、夜霧がこめて、すがすがしい気配に包まれる。
そんな月の光があたる夜には、隣家の宴の音楽の音が聞こえてくるものだし、高楼からは、遠くの山が月光にくっきりと見えもの。
すっかり秋になり、立派な簟の寝ござだと涼しすぎるし、美しい玉のような琴だとをひいていますと、逆に良すぎて引きずらいことになってしまうもの。
詩文と琴の演奏に秀でた嵇康は、詩を読んでも記録しようとはしなかったのですが。わたしはこうした下手な詩でも作って秋の夜のさびしさも、どんなにか慰めるのです。(お越しいただけないなら、せめて詩文でもいただけませんか。)
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魚玄機 全詩 訳注解説 |
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遣懷 全唐詩卷804_31
閑散身無事,風光獨自遊。斷雲江上月,解纜海中舟。
琴弄蕭梁寺,詩吟庾亮樓。叢篁堪作伴,片石好為儔。
#2
燕雀徒為貴,金銀誌不求。滿杯春酒綠,對月夜窗幽。
繞砌澄清沼,抽簪映細流。臥牀書冊遍,半醉起梳頭。
寄飛卿 全唐詩卷804_32
階砌亂蛩鳴,庭柯煙露清。
月中鄰樂響,樓上遠山明。
珍簟涼風著,瑤琴寄恨生。
嵇君懶書劄,底物慰秋情。
過鄂州 全唐詩卷804_33
柳拂蘭橈花滿枝,石城城下暮帆遲。
折牌峰上三閭墓,遠火山頭五馬旗。
白雪調高題舊寺,陽春歌在換新詞。
莫愁魂逐清江去,空使行人萬首詩。
夏日山居 全唐詩 卷804_34
移得仙居此地來,花叢自遍不曾栽。
庭前亞樹張衣桁,坐上新泉泛酒杯。
軒檻暗傳深竹徑,綺羅長擁亂書堆。
閑乘畫舫吟明月,信任輕風吹卻回。
全唐詩 卷804_31-#2 《遣 懷》
九、034卷80
2018年1月24日 |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説 |
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4_31-#2 《遣 懷》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9937
つまらない男というものは、高い地位についたら、いたずらに権威を振りかざすもの、金銀だけを志とするものではない。
杯には、うまい上等の酒を満たし、月があかるく照っている夜などは、窓辺でしずかな夜のけはいを欒しむものだ。
玄関敲きのまわりには、澄んだ水をたたえた沼池に清い小川が流れこむ。髪にさしたかんざしを細い流れにうつしてみる。
そんな中で、わたしは寝床のまわりには、一面に本がうず高くつんでいる。すこし酔っては、起きだして、髪を梳き、頭を整える。
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魚玄機 全詩 |
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全唐詩卷804_31
遣懷
閑散身無事,風光獨自遊。斷雲江上月,解纜海中舟。
琴弄蕭梁寺,詩吟庾亮樓。叢篁堪作伴,片石好為儔。
#2
燕雀徒為貴,金銀誌不求。滿杯春酒綠,對月夜窗幽。
繞砌澄清沼,抽簪映細流。臥牀書冊遍,半醉起梳頭。
全唐詩卷804_32
寄飛卿
階砌亂蛩鳴,庭柯煙露清。月中鄰樂響,樓上遠山明。
珍簟涼風著,瑤琴寄恨生。嵇君懶書劄,底物慰秋情。
全唐詩卷804_33
過鄂州
柳拂蘭橈花滿枝,石城城下暮帆遲。
折牌峰上三閭墓,遠火山頭五馬旗。
白雪調高題舊寺,陽春歌在換新詞。
莫愁魂逐清江去,空使行人萬首詩。
全唐詩 卷804_34
夏日山居
移得仙居此地來,花叢自遍不曾栽。
庭前亞樹張衣桁,坐上新泉泛酒杯。
軒檻暗傳深竹徑,綺羅長擁亂書堆。
閑乘畫舫吟明月,信任輕風吹卻回。
全唐詩卷804_31-#1 《遣 懷》 魚玄機
2018年1月23日 |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説 |
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747-01巻178-20酬崔侍御(成甫)(卷十九(二)一一二○)漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之の李白詩訳注解説Blog9946 |
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807年元和二年40歳-【字解集】 巻一-01元和聖德詩 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9940 (2)§5~§7 #18~#35 |
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767年-197#2 東屯月夜 -#2(卷二○(四)一七六九)#2注(1216)盜賊浮生困 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9934 |
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花間集 訳注解説 (351)回目顧敻巻七15酒泉子七首其七》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9935 (01/23) |
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九、033卷804_31-#1 《遣 懷》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9930
(ゆったりと風流に暮らしている時の胸の思いを詠う)
暇でのんびりしている。別に何かをしなければならないというわけでもない。よい景色のなかで、ひとりで悠々自適に過ごす。
雲の切れ間に明るい月が顔を出す、大江にかげをおとす。繋がれていた舟が、ともづなを解いて、海にむかって進む。
優雅に琴をきままにかなでるならば、南朝梁の時代に建てられた多くの寺であり、詩歌を吟ずるには南朝中原の名門貴族の家に生まれ、若い頃から美貌と威厳のある風格をそなえ、清談の名手としても名を知られていた庾亮の樓であろう。
しずかな竹林であれば一人でのびのびし散歩するものであり、庭の石をじっとめでるのは、こだわりやわずらわしさもないのがよいことだ。
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魚玄機 全詩 |
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全唐詩卷804_31
遣懷
閑散身無事,風光獨自遊。斷雲江上月,解纜海中舟。
琴弄蕭梁寺,詩吟庾亮樓。叢篁堪作伴,片石好為儔。
#2
燕雀徒為貴,金銀誌不求。滿杯春酒綠,對月夜窗幽。
繞砌澄清沼,抽簪映細流。臥牀書冊遍,半醉起梳頭。
全唐詩卷804_32
寄飛卿
階砌亂蛩鳴,庭柯煙露清。月中鄰樂響,樓上遠山明。
珍簟涼風著,瑤琴寄恨生。嵇君懶書劄,底物慰秋情。
全唐詩卷804_33
過鄂州
柳拂蘭橈花滿枝,石城城下暮帆遲。
折牌峰上三閭墓,遠火山頭五馬旗。
白雪調高題舊寺,陽春歌在換新詞。
莫愁魂逐清江去,空使行人萬首詩。
全唐詩 卷804_34
夏日山居
移得仙居此地來,花叢自遍不曾栽。
庭前亞樹張衣桁,坐上新泉泛酒杯。
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閑乘畫舫吟明月,信任輕風吹卻回。
集-06-B【字解集】 26-重陽阻雨 27-早秋 28-感懷寄人 29-期友人阻雨不至 31-訪趙煉師不遇
2018年1月22日 |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説 |
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746-【字解集】攜妓登梁王棲霞山孟氏桃園中 ・ 贈從弟冽 Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9890 |
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807年元和二年40歳-【字解集】 巻一-01元和聖德詩 説文(1)・(2)と序文 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9933 |
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767年-203 東屯月夜(卷二○(四)一七六九)注(1215) (抱病漂萍老) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9890 |
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花間集 訳注解説 (349)回目顧敻巻七13酒泉子七首其五》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9928 (01/22) |
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巻三 【字解集】-27. 樂府詩二首其一擬相逢狹路間 樂府詩二首其二 #1擬青青河邊草 荀昶 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠9957 |
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九、集-06-B【字解集】 26-重陽阻雨 27-早秋 28-感懷寄人 29-期友人阻雨不至 31-訪趙煉師不遇 》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9930 |
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九、集-06-B【字解集】 26-重陽阻雨 27-早秋 28-感懷寄人 29-期友人阻雨不至 31-訪趙煉師不遇 》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9930
蒼蒼松與桂,仍羨世人欽。
あなたさまは隆々とした松、青々としげる桂なお方と存じ上げています。あなた様を押し対することは世間の人もとても羨んでいます。
9. ・蒼蒼(そうそう) 線の色をみせていきいきと生きている。
10. ・松輿桂 ともにりっはな男性をたとえたもの。
11. 欽 うやまう。つつしむ。李白の「下邦杷橋に張子房を懐ふ」詩に、「我來圯橋上、懷古欽英風。」(我 圯橋(いきょう)の上に來り、古(いにしえ)を懐うて、英風を欽(しと)う。)經下邳圯橋懷張子房 #1 李白 Kanbuniinkai紀頌之の漢詩李白特集350 -272
月色苔階凈,歌聲竹院深。
あなたがお渡りになる苔むしたきざはしであっても塵ひとつないことは、月の光にきれいに照らされればわかります。また歌聲は竹の庭の奥深くにあるものです。
12. ・ここは奥の書斎で接待するということ、そこには誰も近づかないということを云う。
門前紅葉地,不掃待知音。
門の前には、紅葉が散りしいております。わざと掃いたりしないので、「知音」のおかたとしてお待ちしております。
13. ・紅葉(こうよう) かえでの葉とはかぎらない。あかくなった木の葉。出入りの様子が残るようなことをしないというほどの意味。
14. ・知音 自分の心を知るしたしい友人。○知音 知己。自分の琴の演奏の良さを理解していくれる親友のこと。伯牙は琴を能くしたが、鍾子期はその琴の音によって、伯牙の心を見抜いたという。転じて自分を理解してくれる知人。
『列子、湯問』「伯牙善鼓琴。鐘子期善聽。伯牙鼓琴。志在登高山。鐘子期曰。善哉。巍巍兮若泰山。志在流水。鍾子期曰。善哉。洋洋兮若江河。伯牙所念。鐘子期必得之。伯牙游於泰山之陰。卒逢暴雨。止於巖下心悲。乃援琴而鼓之。初為霖雨之操。更造崩山之音。曲毎奏。鐘子期輒窮其趣。伯牙乃舍琴而嘆曰。善哉善哉。子之聽。夫志想象。猶吾心也。吾於何逃聲哉。」
伯牙善く琴を鼓し、鍾子期善く聴く。
伯牙琴を鼓し、志泰山登るに在り、鍾子期曰く、善い哉、巍巍兮として泰山の若し、と。
志流水に在らば、鍾子期曰く、 善い哉、琴を鼓する、洋洋兮として江河の若し、と。
伯牙の念ふ所、鐘子期必ず之を得。
伯牙、泰山の陰に遊び、卒に暴雨に逢ふ。
巖下に止まりて心悲しみ、乃ち琴を援りて之を鼓す。
初め「霖雨の操」を為し、更に「崩山の音」を造す。
曲奏する毎に、鐘子期輒ち其の趣きを窮む。
伯牙乃ち琴を舎きて嘆じて曰く、善い哉、善い哉、子の聴く。
夫れ志を想像する、猶ほ吾が心のごときなり。
吾れ何に於いて声を逃れんや、と。
26-重陽阻雨 27-早秋 28-感懷寄人 29-期友人阻雨不至 30-訪趙煉師不遇
2018年1月21日 |
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746-026#4卷一七一 贈從弟冽(卷十二(一)七九九)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9925 |
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807年元和二年40歳-【字解集】 巻一-01元和聖德詩 説文(1)・(2)と序文 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9933 |
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767年-196 覃山人隱居(卷二○(四)一七六八)注(1214) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9920 |
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花間集 訳注解説 (349)回目顧敻巻七13酒泉子七首其五》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9928 (01/21) |
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九、集-06-A【字解集】 26-重陽阻雨 27-早秋 28-感懷寄人 29-期友人阻雨不至 30-訪趙煉師不遇 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9923 |
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九、集-06-A【字解集】 26-重陽阻雨 27-早秋 28-感懷寄人 29-期友人阻雨不至 30-訪趙煉師不遇 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9923
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魚玄機 全詩 5首 |
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卷804_26 重陽阻雨
滿庭黃菊籬邊拆,兩朵芙蓉鏡裏開。
落帽臺前風雨阻,不知何處醉金杯。
卷804_27 早秋
嫩菊含新彩,遠山閑夕煙。涼風驚綠樹,清韻入朱弦。
思婦機中錦,征人塞外天。雁飛魚在水,書信若為傳。
卷804_28 感懷寄人
恨寄朱弦上,含情意不任。早知雲雨會,未起蕙蘭心。
灼灼桃兼李,無妨國士尋。蒼蒼松與桂,仍羨世人欽。
月色苔階凈,歌聲竹院深。門前紅葉地,不掃待知音。
卷804_29 期友人阻雨不至
雁魚空有信,雞黍恨無期。閉戶方籠月,褰簾已散絲。
近泉鳴砌畔,遠浪漲江湄。鄉思悲秋客,愁吟五字詩。
卷804_30 訪趙煉師不遇
何處同仙侶,青衣獨在家。暖爐留煮藥,鄰院為煎茶。
畫壁燈光暗,幡竿日影斜。殷勤重回首,墻外數枝花。
魚玄機【字解集】 卷804_26 重陽阻雨
重陽阻雨
1. (重陽の日に雨に阻まれる。)
2. 重陽節は、古来より「邪を避ける」日である。その起源は下記の故事が元になっている。
『續齊諧記』後漢の時代、河南省汝南に桓景という男が住んでいた。桓景は道士の費長房に師事していた。ある時、師匠の費長房が「9月9日、お前の故郷に災難が襲い掛かるだろう」と予言した。それを聞いた桓景は急いで帰郷し、家族を連れて、師匠に言われた通りに、茱萸(グミの一種)の袋を肘にかけ、高い山へ登って菊花酒を飲めば災難からのがれることができる。」と、教えた。桓景はそのとおりにして、やまからおろて家へかえってみると、犬や牛、羊など飼っていた動物は皆死んでいた。桓景がこの話を費長房にしたところ、「動物たちが家族の代わりに災いを受けてくれたのだ。」と。
この話が広まって、9月9日には茱萸を腕に結んだり、登山をしたり、菊花酒を飲む風習が生まれたとされる。
滿庭黃菊籬邊拆,兩朵芙蓉鏡裏開。
まがきのあたりに、一面に咲いていた黄金色の菊の花は、雨風にたたかれて、茎の折れてしまったものさえある。外は雨、鏡を開けると、蓮の花が兩の頬に咲いているように映る。
3. ・黃菊(こうきく)(1)黄色い花の菊。[季]秋。(2) 襲(かさね)の色目の名。表は黄、裏は青。また、表は黄、裏は萌黄(もえぎ)。秋に用いる 。
4. ・籬 まがき。
5. ・折 おれる。
6. ・兩朵(りょうだ) 朵は花の茎を数える単位。二本。
7. ・芙蓉 蓮の花。両頬が白粉により美しくなったことを蓮花にたとえていった。
8. ・鏡裏(きょうり)鏡の中鏡に映る姿。
落帽臺前風雨阻,不知何處醉金杯。
晋の孟嘉の故事のように山に昇れば帽子が飛ばされても気が付かないほどお酒をいただき、良い詩を返そうと思う前に嵐によって山に向かう外に出るのさえ阻まれたのです。こんなことではどこで黃菊酒の盃で酔えばよいのかわからない。
9. ・落帽臺前 ・落帽;ここは山の名前を云うのではなく晋の孟嘉の故事をしめすもの。・臺前 やまをまえにしたこと。この詩では場所を特定する意味は全くないのである。雨が降ってしまって、黄菊酒が酔うほど飲めないこと、詩を作りたかったけれどできなかったことを詩にしたもので、大系15のように全く関係のない重陽と関係のない、関羽の落帽場所に無理やりこじつけて解説している。詩は作者が何を云わんとしているのかを解釈しないといけないのである。自説、仮設、主観だけで解釈して行くのは間違い。
晋の孟嘉 落帽山(後世の龍山落帽図など参照)
晋の孟嘉が桓温の参軍となり、九日龍山で催おされた登高の宴に、秋風のいたずらに孟嘉の帽子を飛ばした。本人はそれに気づかなかったが、桓温はそっと左右のものに目配せをし放置させ、やがて、孟嘉が手洗いに立つと文士の孫盛に命じ、孟嘉を嘲笑する文を孟嘉の席に置いた。席に戻った孟嘉は冷静に答辭を作った。其の文は見事な美文で一同を感嘆させた。東晉の風流の故事の一つとされている。その故事から、龍山を落帽山ともいう。
別に荊州にも関羽が劉備を助ける際帽子を落した山があるが、詩人の言う落帽山とは無関係である。なお、魚玄機の前に下記の詩人が題材としている。魚玄機の彼女らしい詠い方をしたのである。
九、032卷804_30 《訪趙煉師不遇 》 魚玄機
2018年1月20日 |
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九、031卷804_29 《期友人阻雨不至》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9909 (01/20) |
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九、032卷804_30 《訪趙煉師不遇 》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9916
(趙煉師を訪ねて遇はず)
お友だちの道士の方と、どこか行かれたらしい。青衣の下女がひとりでお留守番をしていた。
出掛けられて間もなおのか爐があたたかであり、仙薬が煎じられていた。庭の向こう隣りから、お茶をたててきて、もてなしてくれる。
祭壇のある壁画壁のある部屋には、燈火がついているが薄暗い。それと反対に明るい庭の方に建っているはたをかかげる竹竿には、午後の日が斜めにあたっている。
祭壇のある壁画壁のある部屋には、燈火がついているが薄暗い。それと反対に明るい庭の方に建っているはたをかかげる竹竿には、午後の日が斜めにあたっている。
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魚玄機 全詩 |
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卷804_26 重陽阻雨
滿庭黃菊籬邊拆,兩朵芙蓉鏡裏開。
落帽臺前風雨阻,不知何處醉金杯。
卷804_27 早秋
嫩菊含新彩,遠山閑夕煙。涼風驚綠樹,清韻入朱弦。
思婦機中錦,征人塞外天。雁飛魚在水,書信若為傳。
卷804_28 感懷寄人
恨寄朱弦上,含情意不任。早知雲雨會,未起蕙蘭心。
灼灼桃兼李,無妨國士尋。蒼蒼松與桂,仍羨世人欽。
月色苔階凈,歌聲竹院深。門前紅葉地,不掃待知音。
卷804_29 期友人阻雨不至
雁魚空有信,雞黍恨無期。閉戶方籠月,褰簾已散絲。
近泉鳴砌畔,遠浪漲江湄。鄉思悲秋客,愁吟五字詩。
卷804_30 訪趙煉師不遇
何處同仙侶,青衣獨在家。暖爐留煮藥,鄰院為煎茶。
畫壁燈光暗,幡竿日影斜。殷勤重回首,墻外數枝花。
九、029卷804_27 《早秋 》 魚玄機
2018年1月17日 |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説 |
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九、029卷804_27 《早秋 》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9895
(秋の声を聴くと、景色も、風も、日も、変わるけれど、帰ってこない夫にどうしたら、思いを届けられるのか)
秋のはじめを感じさせる菊が新しいつぼみをつけている。はるか遠い山のあたりには、日が短くなり始めたので、この時間でもう夕もやにかすんでいる。
初秋の清々しい風が、緑の葉が茂る木々の間を抜けて吹いてきたからおどろいている。風が通り過ぎるその音に朱い琴から奏でる音が、すみきった空に響きあう。
この家では、妻が夫を思い慕ったことばを回文で織り込んで夫に渡している、そのあたたかい思いも、国境の塞を守る夫は、とりでの辺りの空もたかくなってこごえるようになってきた中にいる。
古より、北、西域との連絡に、雁が飛ぶ雁足に、魚尺の魚が水の中にいれたまま書簡を送ったというが、それは故事でいうことであって、現実問題として、たよりを運ぶということどうしたらできるのだろうか。
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卷804_26 重陽阻雨
滿庭黃菊籬邊拆,兩朵芙蓉鏡裏開。
落帽臺前風雨阻,不知何處醉金杯。
卷804_27 早秋
嫩菊含新彩,遠山閑夕煙。涼風驚綠樹,清韻入朱弦。
思婦機中錦,征人塞外天。雁飛魚在水,書信若為傳。
卷804_28 感懷寄人
恨寄朱弦上,含情意不任。早知雲雨會,未起蕙蘭心。
灼灼桃兼李,無妨國士尋。蒼蒼松與桂,仍羨世人欽。
月色苔階凈,歌聲竹院深。門前紅葉地,不掃待知音。
卷804_29 期友人阻雨不至
雁魚空有信,雞黍恨無期。閉戶方籠月,褰簾已散絲。
近泉鳴砌畔,遠浪漲江湄。鄉思悲秋客,愁吟五字詩。
卷804_30 訪趙煉師不遇
何處同仙侶,青衣獨在家。暖爐留煮藥,鄰院為煎茶。
畫壁燈光暗,幡竿日影斜。殷勤重回首,墻外數枝花。
九、028卷804_26 《重陽阻雨》 魚玄機
2018年1月15日 |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説 |
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九、028卷804_26 《重陽阻雨》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9888
(重陽の日に雨に阻まれる。)
まがきのあたりに、一面に咲いていた黄金色の菊の花は、雨風にたたかれて、茎の折れてしまったものさえある。外は雨、鏡を開けると、蓮の花が兩の頬に咲いているように映る。
晋の孟嘉の故事のように山に昇れば帽子が飛ばされても気が付かないほどお酒をいただき、良い詩を返そうと思う前に嵐によって山に向かう外に出るのさえ阻まれたのです。こんなことではどこで黃菊酒の盃で酔えばよいのかわからない。
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卷804_26 重陽阻雨
滿庭黃菊籬邊拆,兩朵芙蓉鏡裏開。
落帽臺前風雨阻,不知何處醉金杯。
卷804_27 早秋
嫩菊含新彩,遠山閑夕煙。涼風驚綠樹,清韻入朱弦。
思婦機中錦,征人塞外天。雁飛魚在水,書信若為傳。
卷804_28 感懷寄人
恨寄朱弦上,含情意不任。早知雲雨會,未起蕙蘭心。
灼灼桃兼李,無妨國士尋。蒼蒼松與桂,仍羨世人欽。
月色苔階凈,歌聲竹院深。門前紅葉地,不掃待知音。
卷804_29 期友人阻雨不至
雁魚空有信,雞黍恨無期。閉戶方籠月,褰簾已散絲。
近泉鳴砌畔,遠浪漲江湄。鄉思悲秋客,愁吟五字詩。
卷804_30 訪趙煉師不遇
何處同仙侶,青衣獨在家。暖爐留煮藥,鄰院為煎茶。
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九、027卷804_25 《題隱霧亭》 魚玄機
2018年1月13日 |
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746-024卷一七六 魯郡堯祠送竇明府薄華還西京-#8(卷十六(二)九八五)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9876 |
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767年-194 九日五首 其四(卷二○(四)頁一七六五)注(1212) 故里樊川菊, Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9836 |
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花間集 訳注解説 (344)回目顧敻【字解集】-4》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9886 (01/13) |
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九、027卷804_25 《題隱霧亭》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9874
(宴席で隱霧亭についての四季の叙情を詠った)
春に咲く花、秋の名月、季節の事が詩に読み込まれるものである。夏の日は朝からま昼の太陽もおおぞらもよし、清々しい夕方まで一日の事も結構で、わたしは無官仙人になったようである。
雪の日は山を見るにすだれはまきあげたまま、こんなに景色のよい所だと一度もおろしすことなどないでしょう、長椅子をそのすだれの下に移して、山を見ながら、春夏秋冬寝てしまうことでしょう。
卷804_24 《題任處士創資福寺》 魚玄機
2018年1月12日 |
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767年-193 九日五首 其三卷二○(四)(頁一七六五)注(1211) 舊與蘇司業, Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9829 |
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花間集 訳注解説 (343)回目顧敻巻七08浣溪沙八首其八》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9879 (01/12) |
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九、026卷804_24 《題任處士創資福寺》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9867
(世にかくれた彿教信者の任處士というお方が、ここにすはらしい寺の資福寺を創建されたので題します)
世俗を離れたお方がこのように凡俗でない場所とお寺を開山された。見物の御客や旅人も旅の皇帝を変えてでもここを見るために留まっている。
まっ白く塗りたての壁に、詩を題している者がある。しかしまだ寺院全体の正式名称もきまっていないといとのことのよう。
池にしようと掘ってみたら自然に水が頂き出たというし、小路を開いてみたら、すぐ草が生い茂ってくるという。
高さが百尺もある金輸のある塔があり、渭水に面して目を見張るようにはっきりとそびえている。
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