忍者ブログ

中国文学 李白・杜甫・韓愈・李商隠と女性詩 研究

詩の訳注解説をできるだけ物語のように解釈してゆく。中国詩を日本の詩に換えて解釈とする方法では誤訳されることになる。 そして、最終的には、時代背景、社会性、詩人のプロファイルなどを総合的に、それを日本人的な語訳解釈してゆく。 全体把握は同系のHPhttp://chubunkenkyu.byoubu.com/index.htmlを参照してもらいたい。

八、2.33 薛濤 《西巌 》 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9074

八、2.33 薛濤 《西巌 》

 

201797

の紀頌之"6"つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説

Ⅰ李白詩(李白集校注)      LiveDoor

745年 n-42 陪從祖濟南太守泛鵲山湖,三首之一(巻二〇(二)一一七二)漢文委員会Kanbuniinkai紀頌之Blog9104

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注      LiveDoor

806年-集17-133 韓昌黎集字解集秋雨聯句【字解集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9063

Ⅲ 杜詩詳注                  LiveDoor

767年-141#8 秋日夔府詠懷奉寄鄭監審李賓客之芳一百韻(卷一九(四)一六九九#8§4.-1注(1155)夔州詠物八首の塞烏蠻北 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9064

杜甫詩 全詩 総合案内 

Ⅳブログ詩集漢・唐・宋詞  fc2Blog

花間集 訳注解説 (242)回目毛文錫巻五18恨二首其二》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9065 

.唐五代詞詩・女性・玉臺新詠     Livedoor

玉-巻二34 雜詩二首 其二 荏苒日月運 -#2〔張華〕 Ⅴ漢詩・六朝詩・文選・古詩源・唐宋詩詞漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9059

Ⅵ唐代女性論ブログ唐代女性論

八、2.33 薛濤 《西巌 》 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9074

杜甫全詩案内

韓愈全詩案内

李白全集

李白詩のサイト

古詩源

花間集案内

漢詩・唐詩・宋詩研究

http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/


 

八、2.33 薛濤 《西巌 》 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9074

(西の方に巌が見えるところで)
西巌の江月楼の欄干によりかかっていると、川風に吹かれて、「騎鯨客」となのった李白か、仙人の楊昇賢が、昇天した故事を思い浮かべます。風の吹く欄干で、酒杯を手にしてよい気持ちになっていると、お前もはやく鯨に乗せてくれと手招きしているような気持ちなる。
静かでこぬか雨の音さえ聞こえてくるような神秘的な景色、そのまま馬で通り過ぎるにはあまりに惜しい。夕日がさすこの里に、あちこちでしきりに蝉の鳴き声がしてきます。

 

 

 

 

薛濤詩 

 

 

28. 聽僧吹蘆管

曉蟬鳴咽暮鶯愁,言語殷勤十指頭。
梵書勞一弄,散隨金磬泥清秋。

 

29. 試新服裁制初成三首 其一
紫陽宮里賜紅綃,仙霧朦朧隔海遙。
霜兔毳寒冰繭淨,嫦娥笑指織星橋。

 

30. 試新服裁制初成三首 其

九氣分為九色霞,五靈仙馭五云車。

春風因過東君舍,樣人間染百花。

 

31. 試新服裁制初成三首 其

長裾本是上清儀,曾逐群仙把玉芝。

每到宮中歌舞會,折腰齊唱步虛詞。

 

32.  斛石山書事

王家山水畫圖中,意思都盧粉墨容。

今日忽登虛境望,步搖冠翠一千峰。

 

33 西巖

憑闌卻憶騎鯨客,把酒臨風手自招。

細雨聲中停去馬,夕陽影里亂鳴蜩。

 

34.  題竹郎廟

竹郎廟前多古木,夕陽沉沉山更綠。

何處江村有笛聲,聲聲盡是迎郎曲。

 

35.  賦凌云寺二首 其一 

凌云寺里苔,風高日近纖埃。

橫云點染芙蓉壁,似待詩人寶月來。

 

36・ 賦凌云寺二首 其二

凌云寺里花,飛空繞磴逐江斜。

有時鎖得嫦娥鏡,鏤出瑤台五色霞。

 

37. 海棠溪

春教風景駐仙霞,水面魚身總帶花。

人世不思靈卉異,競將紅纈染輕沙。

 

28

聽僧吹蘆管

29

試新服裁制初成三首 其一

30

試新服裁制初成三首 其二 

31

試新服裁制初成三首 其三

32

斛石山書事

33

西巌

34

題竹郎廟

35

賦凌云寺二首 其一

36

賦凌云寺二首 其二

37

海棠溪

   

西巌
(西の方に巌が見えるところで)
憑闌卻憶騎鯨客,把酒臨風手自招。
西巌の江月楼の欄干によりかかっていると、川風に吹かれて、「騎鯨客」となのった李白か、仙人の楊昇賢が、昇天した故事を思い浮かべます。風の吹く欄干で、酒杯を手にしてよい気持ちになっていると、お前もはやく鯨に乗せてくれと手招きしているような気持ちなる。
細雨聲中停去馬,夕陽影里亂鳴蜩。
静かでこぬか雨の音さえ聞こえてくるような神秘的な景色、そのまま馬で通り過ぎるにはあまりに惜しい。夕日がさすこの里に、あちこちでしきりに蝉の鳴き声がしてきます。
(西岩)
闌に憑れば 卻って鯨に騎るの客を憶う,酒を把って風に臨めば手自ら招く。
細雨 聲中 去馬を停め,夕陽 影里 亂鳴の蜩【せみ】。


『西巌』 現代語訳と訳註
(
本文) 西岩
憑闌卻憶騎鯨客,把酒臨風手自招。
細雨聲中停去馬,夕陽影里亂鳴蜩。


(下し文)
(西岩)
闌に憑れば 卻って鯨に騎るの客を憶う,酒を把って風に臨めば手自ら招く。
細雨 聲中 去馬を停め,夕陽 影里 亂鳴の蜩【せみ】。


(現代語訳)
(西の方に巌が見えるところで)
西巌の江月楼の欄干によりかかっていると、川風に吹かれて、「騎鯨客」となのった李白か、仙人の楊昇賢が、昇天した故事を思い浮かべます。風の吹く欄干で、酒杯を手にしてよい気持ちになっていると、お前もはやく鯨に乗せてくれと手招きしているような気持ちなる。
静かでこぬか雨の音さえ聞こえてくるような神秘的な景色、そのまま馬で通り過ぎるにはあまりに惜しい。夕日がさすこの里に、あちこちでしきりに蝉の鳴き声がしてきます。

(訳注)
西岩
1. (西の方に巌が見えるところで)
2.
 ・西巌 簡州(今の簡陽)の四巌の一つ、西巌を詠じたものと思われる。
「九州要記」に、「陽安県南七十歩、赤水の絳の如きあり。今の治西の二里絳渓これなり。又、陽安に雁水あり。雁・赤二水の間に、江月楼あり」と見え、この詩を引いている。
「蜀志補嘑」によれは、「西巌は簡州の湧泉鎮に在り。石刻の大悲観音の像あり。光相しばしは現はる。志に云ふ、治の西五里にあり、巌洞の酸さ三丈五尺、闊さこれに如く。洞門に西巌の二字を刻す。宋の嘉定甲子、王武卿、庵を比に結び、名を題す」とある。そして「巌に近く石柱山あり。孤高独立。上に石像百余、石室数間あり。仙人楊氏、養丹の炉鼎尚は存す。その頂に登れば、逍遥山を望むべし」とあることから、第一句の末三字「騎鯨客」は騎鯨=乗雲であり、ここから仙人の揚氏が昇天したことを詠じたものではある。
江月楼 今の簡陽県の地にある。簡陽は成渝鉄道の沿線の都市で、汶江に臨んでいる。古の簡県の地で、西南三里に、三国時代の陽安関があるので、別に陽安ともよばれている。その陽安の南三十歩に赤水というのがあり、また際水というのも流入しているが、その赤水と雁水の中間にあるのが江月榛だと「九州要記」に記され、繹薄のこの詩も載せられている。
 

憑闌卻憶騎鯨客,把酒臨風手自招。
西巌の江月楼の欄干によりかかっていると、川風に吹かれて、「騎鯨客」となのった李白か、仙人の楊昇賢が、昇天した故事を思い浮かべます。風の吹く欄干で、酒杯を手にしてよい気持ちになっていると、お前もはやく鯨に乗せてくれと手招きしているような気持ちなる。
3. ・闌 攔干。
4.
 ・騎鯨客 謫仙人と呼ばれた李白が自分のことを「海上騎鯨客」といっているが、ここではたんに仙人という意であろう。もちろん揚昇賢をさしたもの。“騎鯨人”仍指李白,傳
李白死後騎鯨歸去,而李白自己也曾自稱“海上騎鯨客”。


細雨聲中停去馬,夕陽影里亂鳴蜩。
静かでこぬか雨の音さえ聞こえてくるような神秘的な景色、そのまま馬で通り過ぎるにはあまりに惜しい。夕日がさすこの里に、あちこちでしきりに蝉の鳴き声がしてきます。
5.
 ・細雨 こまかい雨。ぬかあめ。きりさめ。
6.
 ・停去馬 旅立ってゆこうとする人の乗る馬を停めるのか、ついここの風景に見惚れて、足をとどめる意か。
7.
 ・蜩 蝉の総称。

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
漢文委員会 紀 頌之(きのあきゆき))
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1946/09/10
職業:
文学者
趣味:
中国文学
自己紹介:
漢詩から唐・宋詩まで基本となる詩人・詩集を各全詩訳注解説してゆく、その中で、これまで他ブログに、掲載した女性の詩を、手を加えて、整理して掲載してゆく。
これまで日本では紹介されていないもの、誤訳の多かった詩などを、時代の背景、出自、その他関連するものなどから正しい解釈を進めてゆく。
毎日、20000文字掲載しているので、また、大病後で、ブログコミュニケーションが直ちに取ることができないけれど、精一杯努力してお返事いたします。

P R