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中国文学 李白・杜甫・韓愈・李商隠と女性詩 研究

詩の訳注解説をできるだけ物語のように解釈してゆく。中国詩を日本の詩に換えて解釈とする方法では誤訳されることになる。 そして、最終的には、時代背景、社会性、詩人のプロファイルなどを総合的に、それを日本人的な語訳解釈してゆく。 全体把握は同系のHPhttp://chubunkenkyu.byoubu.com/index.htmlを参照してもらいたい。

九、018卷804_18-1 《和新及第悼亡詩二首 其一》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9781

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九、018卷804_18-1 《和新及第悼亡詩二首 其一》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9781

九、018804_18-1 《和新及第悼亡詩二首 其一》 魚玄機

 

20171227

の紀頌之"6"つの校注Blog

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説

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九、018804_18-1 《和新及第悼亡詩二首 其一》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9781

(新たに進士の試験に及第したうれしい日に十年前に他界してしまった妻のことを悲しんで作った詩を示されたので、それに和韻した。)
仙界からこの人間の世界へ降りてこられたお方というのは、長く地上に留まることができないということなのでしょう。でもあっという間に、十回も秋をすぎてしまったのでしょう。
きっと今でも鴛鴦が美しい戸張のなかで、お香がなお暖かに匂っております、鸚鵡は籠のなかには、数えていただいたことばを、今もなお忘れずに口にしているでしょう。
朝露にぬれた花ビラは瞳に溢れる恨みの涕のようです。夕方の風に柳の葉が動きます、柳の葉は美しい眉なのに愁いに溢れます。

試験及第で思いが叶い、色美しい朝の雲が消えてしまうように、姿をお隠しになったきり、二度とお姿をおあらわしにならないでしょう。西晋の潘岳は悼亡三首を作りその愛情の豊さを著しましたが、いまのあなた様も悼亡によって潘岳のような白髪頭になられるのでしょう。

804_18 【和新及第悼亡詩二首】魚玄機

 

 

 

魚玄機 全詩 

 

 

804_16 次韻西鄰新居兼乞酒

次韻西鄰新居兼乞酒

一首詩來百度吟,新情字字又聲金。西看已有登垣意,遠望能無化石心。

河漢期空極目,瀟湘夢斷罷調琴。況逢寒節添思,叔夜佳醪莫獨斟。

 

804_17 和友人次韻

和友人次韻

何事能銷旅館愁,紅箋開處見銀鉤。蓬山雨灑千峰小,嶰谷風吹萬葉秋。
字字朝看輕碧玉,篇篇夜誦在衾裯。欲將香匣收藏卻,且惜時吟在手頭。

 

804_18-1 和新及第悼亡詩二首 其一

和新及第悼亡詩二首 其一
仙籍人間不久留,片時已過十經秋。鴛鴦帳下香猶暖, 鸚鵡籠中語未休。

朝露綴花如臉恨,晚風欹柳似眉愁。彩雲一去無消息,潘嶽多情欲白頭。


804_18-2 和新及第悼亡詩二首 其二

和新及第悼亡詩二首其二
一枝月桂和煙秀,萬樹江桃帶雨紅。
且醉尊前休悵望,古來悲樂與今同。

 

804_19 遊崇真觀南樓,

遊崇真觀南樓,睹新及第題名處
雲峰滿目放春晴,歷歷銀鉤指下生。
自恨羅衣掩詩句,舉頭空羨榜中名。

 

804_20 愁思 

愁思

落葉紛紛暮雨和,朱絲獨撫自清歌。放情休恨無心友,養性空苦海波。

長者車音門外有,道家書卷枕前多。布衣終作雲霄客,綠水青山時一過。

 

804_21 秋怨 

秋怨
自嘆多情是足愁,況當風月滿庭秋。
洞房偏與更聲近,夜夜燈前欲白頭。

 

 

 

魚玄機《和新及第悼亡詩二首 其一》

 

 

訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9774

 

 

 

和新及第悼亡詩二首 其一
(新たに進士の試験に及第したうれしい日に十年前に他界してしまった妻のことを悲しんで作った詩を示されたので、それに和韻した。)
仙籍人間不久留,片時已過十經秋。
仙界からこの人間の世界へ降りてこられたお方というのは、長く地上に留まることができないということなのでしょう。でもあっという間に、十回も秋をすぎてしまったのでしょう。
鴛鴦帳下香猶暖,鸚鵡籠中語未休。
きっと今でも鴛鴦が美しい戸張のなかで、お香がなお暖かに匂っております、鸚鵡は籠のなかには、数えていただいたことばを、今もなお忘れずに口にしているでしょう。
朝露綴花如臉恨,晚風欹柳似眉愁。
朝露にぬれた花ビラは瞳に溢れる恨みの涕のようです。夕方の風に柳の葉が動きます、柳の葉は美しい眉なのに愁いに溢れます。
彩雲一去無消息,潘嶽多情欲白頭。
試験及第で思いが叶い、色美しい朝の雲が消えてしまうように、姿をお隠しになったきり、二度とお姿をおあらわしにならないでしょう。西晋の潘岳は悼亡三首を作りその愛情の豊さを著しましたが、いまのあなた様も悼亡によって潘岳のような白髪頭になられるのでしょう。
(新及第の悼亡の詩に和す 二首 其一)
仙籍【せんせき】は 人間に久しく留まらず、片時 巳に過ぎ 十たび秋を経たり。
鴛鴦【えんおう】帳下 香 猶は暖かに、鸚鵡【おうむ】籠中 語 末だ休めず。
朝露 花を綴れば 臉 恨むが如く、晩風 柳を欹つれば 眉愁ふるに似たり。
彩雲【さいうん】一去 消息無し、潘嶽【はんがく】多情 白頭ならんとす。

 

 

『和新及第悼亡詩二首 其一』 現代語訳と訳註
(
本文)
和新及第悼亡詩二首 其一

仙籍人間不久留,片時已過十經秋。
鴛鴦帳下香猶暖,鸚鵡籠中語未休。
朝露綴花如臉恨,晚風欹柳似眉愁。
彩雲一去無消息,潘嶽多情欲白頭。


(下し文)
(新及第の悼亡の詩に和す 二首 其一)
仙籍【せんせき】は 人間に久しく留まらず、片時 巳に過ぎ 十たび秋を経たり。
鴛鴦【えんおう】帳下 香 猶は暖かに、鸚鵡【おうむ】籠中 語 末だ休めず。
朝露 花を綴れば 臉 恨むが如く、晩風 柳を欹つれば 眉愁ふるに似たり。
彩雲【さいうん】一去 消息無し、潘嶽【はんがく】多情 白頭ならんとす。

(現代語訳)
(新たに進士の試験に及第したうれしい日に十年前に他界してしまった妻のことを悲しんで作った詩を示されたので、それに和韻した。)
仙界からこの人間の世界へ降りてこられたお方というのは、長く地上に留まることができないということなのでしょう。でもあっという間に、十回も秋をすぎてしまったのでしょう。
きっと今でも鴛鴦が美しい戸張のなかで、お香がなお暖かに匂っております、鸚鵡は籠のなかには、数えていただいたことばを、今もなお忘れずに口にしているでしょう。
朝露にぬれた花ビラは瞳に溢れる恨みの涕のようです。夕方の風に柳の葉が動きます、柳の葉は美しい眉なのに愁いに溢れます。

試験及第で思いが叶い、色美しい朝の雲が消えてしまうように、姿をお隠しになったきり、二度とお姿をおあらわしにならないでしょう。西晋の潘岳は悼亡三首を作りその愛情の豊さを著しましたが、いまのあなた様も悼亡によって潘岳のような白髪頭になられるのでしょう。

(訳注)
和新及第悼亡詩二首 其一

1. (新たに進士の試験に及第したうれしい日に十年前に他界してしまった妻のことを悲しんで作った詩を示されたので、それに和韻した。)
2.
 ・新及第 進上の試験に及第したばかりの人。
3.
 ・悼亡 妻の死を悲しむこと。晋の潘岳が妾の死をいたんで「悼亡」とこう題する三首の詩を作ったのにはじまる。潘岳:安仁。滎陽(けいよう)中牟(河南省)の人。陸機と並ぶ美文の文学の大家で,錦を敷きのべたような絢爛(けんらん)たる趣をたたえられた。ことに人の死を悼む哀傷の詩文を得意とし,亡妻への尽きぬ思いをうたった〈悼亡詩(とうぼうし)〉3首はよく知られる。絶世の美男として,また権門の間を巧みに泳ぎまわる軽薄才子として,とかく話題にこと欠かなかった。八王の乱の渦中で悲劇的な刑死を遂げた。


仙籍人間不久留,片時已過十經秋。
仙界からこの人間の世界へ降りてこられたお方というのは、長く地上に留まることができないということなのでしょう。でもあっという間に、十回も秋をすぎてしまったのでしょう。
4. ・仙籍 その妻であった人が、仙女の天降ったものであるという詩想から、この文字か使っている。
5.
 ・片時 アッという間に。
6.
 ・十經秋 秋は一年に一度。そこでそれが十たび過ぎたといえば、十年たったこと。


鴛鴦帳下香猶暖,鸚鵡籠中語未休。
きっと今でも鴛鴦が美しい戸張のなかで、お香がなお暖かに匂っております、鸚鵡は籠のなかには、数えていただいたことばを、今もなお忘れずに口にしているでしょう。
7. ・駕駕帳 帳はとばり。寝台のまわりに垂れるまく。それにおしどりの刺繍がしてある。
8.
 ・鸚鵡 おうむを飼っていた。そのおうむが妾のいたころ、教えられていっていたことばを、いまだに忘れずにいっていること。


朝露綴花如臉恨,晚風欹柳似眉愁。
朝露にぬれた花ビラは瞳に溢れる恨みの涕のようです。夕方の風に柳の葉が動きます、柳の葉は美しい眉なのに愁いに溢れます。
9. ・敬柳 柳の基が夙によってななめになると、層をしかめた形になる。


彩雲一去無消息,潘嶽多情欲白頭。
試験及第で思いが叶い、色美しい朝の雲が消えてしまうように、姿をお隠しになったきり、二度とお姿をおあらわしにならないでしょう。西晋の潘岳は悼亡三首を作りその愛情の豊さを著しましたが、いまのあなた様も悼亡によって潘岳のような白髪頭になられるのでしょう。
10. ・彩雲一去 朝日が昇る前の五色の雲。良いことの表れ、李白の詩に「朝に辞す白帝彩雲の間」という句がある。
11.
 ・消息 たよりがない。姿を見せない。
12.
 ・潘岳 西晋の詩人。妻の死を悲しんで「悼亡」の詩を作った。悼亡は「亡き人をいたむ」意。

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プロフィール

HN:
漢文委員会 紀 頌之(きのあきゆき))
年齢:
72
性別:
男性
誕生日:
1946/09/10
職業:
文学者
趣味:
中国文学
自己紹介:
漢詩から唐・宋詩まで基本となる詩人・詩集を各全詩訳注解説してゆく、その中で、これまで他ブログに、掲載した女性の詩を、手を加えて、整理して掲載してゆく。
これまで日本では紹介されていないもの、誤訳の多かった詩などを、時代の背景、出自、その他関連するものなどから正しい解釈を進めてゆく。
毎日、20000文字掲載しているので、また、大病後で、ブログコミュニケーションが直ちに取ることができないけれど、精一杯努力してお返事いたします。

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