忍者ブログ

中国文学 李白・杜甫・韓愈・李商隠と女性詩 研究

詩の訳注解説をできるだけ物語のように解釈してゆく。中国詩を日本の詩に換えて解釈とする方法では誤訳されることになる。 そして、最終的には、時代背景、社会性、詩人のプロファイルなどを総合的に、それを日本人的な語訳解釈してゆく。 全体把握は同系のHPhttp://chubunkenkyu.byoubu.com/index.htmlを参照してもらいたい。

八、2.2 薛濤詩 《鴛鴦草》漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ8836

八、2.2 薛濤詩 《 鴛鴦草 》 

 

201764

の紀頌之5つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩(李白集校注)      LiveDoor

745-026-#3巻175-19 單父東樓秋夜送族弟沈之秦(卷十六(二)九九三)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8831

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注      LiveDoor

806年-103 先生-巻八-01#22城南聯句 §5 【韓愈、孟郊】【此首又見張籍集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8832

Ⅲ 杜詩詳注                  LiveDoor

767年-119七絶 解悶十二首其七(卷一七(四)頁一五一五)七絶 杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8845

杜甫詩 全詩 総合案内 

Ⅳブログ詩集漢・唐・宋詞  fc2Blog

花間集 訳注解説 (211)回目張泌 《巻四37 臨江仙一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8834 

.唐五代詞詩・女性・玉臺新詠     Live oor

玉-巻二21 樂府詩七首 其二苦相篇 豫章行 -#1〔傳玄〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8835

Ⅵ唐代女性論ブログ唐代女性論

八、2.2 薛濤詩 《鴛鴦草》漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ8836

漢詩・唐詩・宋詩研究

http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/

八、2.2 薛濤詩 《鴛鴦草》漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ8836

(花が対に咲いて、実も二つ並んでつくのを鴛鴦の仲のよさに例えている。)

鴛鴦草が緑の花を咲かせ、この部屋を出た叩きの外に一杯に咲かせています。ふたつ、ふたつ、鴛鴦が小さく並んで咲いているのです。春の日は次第に月日が進みます。日が長くなると行楽を愉しむのです。だから、日が早くて秋風が吹いてくる心配も少しも気にしないのです。

1. 井梧吟

庭除一古桐,聳干入雲中。
枝迎南北鳥,葉送往來風。

 

2. 鴛鴦草
綠英滿香砌,兩兩鴛鴦小。
春日長,不管秋風早。

 

 

 

 

薛濤詩 《 鴛鴦草 》

 

 


鴛鴦草
(花が対に咲いて、実も二つ並んでつくのを鴛鴦の仲のよさに例えている。)

綠英滿香砌,兩兩鴛鴦小。
鴛鴦草が緑の花を咲かせ、この部屋を出た叩きの外に一杯に咲かせています。ふたつ、ふたつ、鴛鴦が小さく並んで咲いているのです。
春日長,不管秋風早。
春の日は次第に月日が進みます。日が長くなると行楽を愉しむのです。だから、日が早くて秋風が吹いてくる心配も少しも気にしないのです。

緑英 香砌【こうぜい】に満ち、両両 鴛鴦 小なり。
但だ 春日の長きを娯み、秋風の早きに 管せず。

『鴛鴦草』 現代語訳と訳註
(
本文)

鴛鴦草
綠英滿香砌,兩兩鴛鴦小。
春日長,不管秋風早。


(下し文)
(鴛鴦草)【えんおうそう】

緑英 香砌【こうぜい】に満ち、両両 鴛鴦 小なり。
但だ 春日の長きを娯み、秋風の早きに 管せず。


(現代語訳)
(花が対に咲いて、実も二つ並んでつくのを鴛鴦の仲のよさに例えている。)

鴛鴦草が緑の花を咲かせ、この部屋を出た叩きの外に一杯に咲かせています。ふたつ、ふたつ、鴛鴦が小さく並んで咲いているのです。
春の日は次第に月日が進みます。日が長くなると行楽を愉しむのです。だから、日が早くて秋風が吹いてくる心配も少しも気にしないのです。


(訳注)
鴛鴦草 

7. (花が対に咲いて、実も二つ並んでつくのを鴛鴦の仲のよさに例えている。)

8. 江戸末期『重修本草綱目啓蒙』にみえる。「スヒスヒカズラ スイバナカズラ 木楊藤 過東藤 甜藤 老公鬚 左 絞藤 左紐 鴛鴦草 金銀花草 金銀藤 冬傷草 環児花 蜜啜花 左纒藤」あるいは吉祥文様の鴛鴦や御所車、色とりどりの花々がきらびやかな、蜀絹織の絢爛豪華な打掛をいう。真紅の掛下をあわせてきるものとされるものかもしれない。

薛濤は西川節度使が管轄する官妓であった。「韋皐から李德裕までの歴代十一人の節度使に仕えて、詩によって知遇を受けている。その間に元稹・白居易・牛僧孺・令狐楚・裴度・嚴綬・張籍・杜牧・劉禹錫等、凡そ二十人の名士とも詩を唱和したとされる。また薛濤が詠じた詩は、『稿簡贅筆』には「有詩五百首」とあるが、現存しているのは約九十首である。


綠英滿香砌,兩兩鴛鴦小。
鴛鴦草が緑の花を咲かせ、この部屋を出た叩きの外に一杯に咲かせています。ふたつ、ふたつ、鴛鴦が小さく並んで咲いているのです。
9. ・綠英 英ははな。花のあと実がなるのを華といい、実のならないのを英という。青い花と思われる。
10.
 ・香砌(こうぜい) 香は修飾的な詩的冠語。樹は、石または煉瓦のきざはし(階段)。室内から庭へおりるところにある段。砌は石または煉瓦のきざはしの段をいうが、部屋から庭に出るポーチの角。魚玄機も多く使う。女性らしい、細かい景色の描写の一つになる。『寄飛卿』「階砌亂蛩鳴,庭柯煙露清。」・『遣懷』「繞砌澄清沼,抽簪映細流。」・『期友人阻雨不至』「近泉鳴砌畔,遠浪漲江湄。」
11.
 ・兩兩 二つずつ。
12.
 ・鴛鴦 おしどり。


春日長,不管秋風早。
春の日は次第に月日が進みます。日が長くなると行楽を愉しむのです。だから、日が早くて秋風が吹いてくる心配も少しも気にしないのです。
13. ・不管(かんせず) 管はつかさどる、支配する。不管は、気にとめない。
14.
 ・秋風 秋の風。花が萎れる、草が枯れることを意味する。
15.
. 早 「はやし」と読む。

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
漢文委員会 紀 頌之(きのあきゆき))
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1946/09/10
職業:
文学者
趣味:
中国文学
自己紹介:
漢詩から唐・宋詩まで基本となる詩人・詩集を各全詩訳注解説してゆく、その中で、これまで他ブログに、掲載した女性の詩を、手を加えて、整理して掲載してゆく。
これまで日本では紹介されていないもの、誤訳の多かった詩などを、時代の背景、出自、その他関連するものなどから正しい解釈を進めてゆく。
毎日、20000文字掲載しているので、また、大病後で、ブログコミュニケーションが直ちに取ることができないけれど、精一杯努力してお返事いたします。

P R