詩の訳注解説をできるだけ物語のように解釈してゆく。中国詩を日本の詩に換えて解釈とする方法では誤訳されることになる。 そして、最終的には、時代背景、社会性、詩人のプロファイルなどを総合的に、それを日本人的な語訳解釈してゆく。 全体把握は同系のHPhttp://chubunkenkyu.byoubu.com/index.htmlを参照してもらいたい。
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魚玄機関連詩 〔李郢〕唐才子傳 #1
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説 |
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魚玄機関連詩 〔李郢〕唐才子傳 #1漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 10231
李郢はあざなを楚望といい、長安の人。大中十年の崔铏榜の時進士に及第した。
はじめに杭州の余杭にすんでいた。都の出てからは山水に興味を抱くようになる。
琴と書画をたのしみ、好んで行ったが、一条ずつわけて意見を述べた上奏文ではやくかきあげることきそいあうのがうまい。
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魚玄機 関連詩文 |
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●北夢瑣言 卷九 孫光憲
唐女道魚玄機字蕙蘭,甚有才思。鹹通中,為李憶補闕執箕帚,後愛衰,下山隸咸宜觀為女道士。
#2
有怨李公詩曰:“易求無價寶,難得有心郎。”
又雲:“蕙蘭銷歇歸春浦,楊柳東西伴客舟。”
自是縱懷,乃娼婦也,
竟以殺侍婢為京兆尹溫璋殺之。有集行於世。
●唐才子傳 卷八 辛文房
魚玄機,長安人,女道士也。
性聰慧,好讀書,尤工韻調,情致繁縟。
咸通中及笄,為李億補闕侍寵。
夫人妒,不能容,億遣隸咸宜觀披戴。
#2
有怨李詩云:“易求無價寶,難得有心郎。”
與李郢端公同巷,居止接近,詩筒往反。
嘗登崇真觀南樓,睹新進士題名,
賦詩曰:“云峰滿目放春情,歷歷銀鉤指下生。
自恨羅衣掩詩句,舉頭空羨榜中名。”
#3
觀其志意激切,使為一男子,
必有用之才,作者頗賞憐之。
時京師諸宮宇女郎,皆清俊濟楚,
簪星曳月,惟以吟詠自遣,
玄機杰出,多見酬酢云。
有詩集一卷,今傳。
●唐才子傳 李郢
郢,字楚望,大中十年崔铏榜進士及第。
初居余杭,出有山水之興,
人有琴書之娛,疏于馳競。
#2
歷為藩鎮従事,后拜侍御史。
郢工詩,理密辭閑,個個珠玉。
其清麗極能寫景狀懷,每使人竟日不能釋卷。
與清塞、賈島最相善。
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《唐才子傳》李郢 |
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訳 注 解 説 |
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漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ10231 |
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唐才子傳 李郢
郢,字楚望,大中十年崔铏榜進士及第。
李郢はあざなを楚望といい、長安の人。大中十年の崔铏榜の時進士に及第した。
初居余杭,出有山水之興,
はじめに杭州の余杭にすんでいた。都の出てからは山水に興味を抱くようになる。
人有琴書之娛,疏于馳競。
琴と書画をたのしみ、好んで行ったが、一条ずつわけて意見を述べた上奏文ではやくかきあげることきそいあうのがうまい。
#2
歷為藩鎮従事,后拜侍御史。
郢工詩,理密辭閑,個個珠玉。
其清麗極能寫景狀懷,每使人竟日不能釋卷。
與清塞、賈島最相善。
郢,字を楚望【そぼう】,大中十年崔铏榜【さいけいぼう】の進士に及第。
初めに余杭【よこう】に居る,出でては山水之興有り,
人とし 琴書之娛【たのし】み有り,疏に馳競【ちきょう】なり。
#2
歷為【れきい】するは藩鎮【はんちん】の従事,后に侍御史を拜す。
郢 詩に工なり,理 密にして辭 閑たり,個個 珠玉なり。
其の清麗【せいれい】は極めて能く景を寫し懷を狀り,每【つね】に人をして竟日【きょうじつ】卷を釋す能わず。
清塞【せいさい】と賈島【かとう】最も相い善し。
《唐才子傳》李郢 現代語訳と訳註解説
(本文)
郢,字楚望,大中十年崔铏榜進士及第。
初居余杭,出有山水之興,
人有琴書之娛,疏于馳競。
(下し文)
郢,字を楚望【そぼう】,大中十年崔铏榜【さいけいぼう】の進士に及第。
初めに余杭【よこう】に居る,出でては山水之興有り,
人とし 琴書之娛【たのし】み有り,疏に馳競【ちきょう】なり。
(現代語訳)
李郢はあざなを楚望といい、長安の人。大中十年の崔铏榜の時進士に及第した。
はじめに杭州の余杭にすんでいた。都の出てからは山水に興味を抱くようになる。
琴と書画をたのしみ、好んで行ったが、一条ずつわけて意見を述べた上奏文ではやくかきあげることきそいあうのがうまい。
(訳注)
唐才子傳 李郢
郢,字楚望,大中十年崔铏榜進士及第。
李郢はあざなを楚望といい、長安の人。大中十年の崔铏榜の時進士に及第した。
1. 832年唐、太和六年うまれ、代表作有《南池》、《陽羨春歌》、《茶山貢焙歌》、《園居》、《中元夜》、《晚泊松江驛》、《七夕》、《江亭晚望》、《孔雀》、《畫鼓》、《曉井》等がある。
初居余杭,出有山水之興,
はじめに杭州の余杭にすんでいた。都の出てからは山水に興味を抱くようになる。
2. ・余杭 いま、浙江省杭州市に位置する市轄区。杭嘉湖平原の南端にあたる。
人有琴書之娛,疏于馳競。
琴と書画をたのしみ、好んで行ったが、一条ずつわけて意見を述べた上奏文ではやくかきあげることきそいあうのがうまい。
3. ・疏 一条ずつわけて意見を述べた上奏文
4. ・于 ~で、~にくわえて。