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中国文学 李白・杜甫・韓愈・李商隠と女性詩 研究

詩の訳注解説をできるだけ物語のように解釈してゆく。中国詩を日本の詩に換えて解釈とする方法では誤訳されることになる。 そして、最終的には、時代背景、社会性、詩人のプロファイルなどを総合的に、それを日本人的な語訳解釈してゆく。 全体把握は同系のHPhttp://chubunkenkyu.byoubu.com/index.htmlを参照してもらいたい。

八、2.91 薛濤 《籌邊樓 》 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9508

八、2.91 薛濤 《籌邊樓 》

 

20171118

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説

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八、2.91 薛濤 《籌邊樓 》 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9508

(剣南西川の平穏を臨む籌邊樓の詩)
この成都平野に、秋峯に高くそびえている籌邊樓の四方に開いている八つの窓から、雲や鳥が、眺められます。その威風堂々たる建物は、西川地方四十州を圧倒しているのです。
わが西川の国境を守る諸将たちよ、羌族の馬を略奪など貪ってはならない、それが、侵攻してくる口実を輿えることになるのです。すべての統治の象徴である籌邊樓の最高層から、じっと国境地帯をにらんでおいでになります。

 


 

 

 

薛濤詩 

 

 

79. 上王尚書

碧玉雙幢白玉郎,初辭天帝下扶桑。

手持云篆題新榜,十萬人家春日長。

 

80. 段相國游武擔寺病不能從題寄

消瘦翻堪見令公,落花無那恨東風。

儂心猶道青春在,羞看飛蓬石鏡中。 

 

81.  贈段校書

公子翩翩校書,玉弓金勒紫綃裾。

玄成莫便驕名譽,文采風流定不知。

 

82.  題武擔寺西臺

秋天如鏡空,樓閣盡玲瓏。

水暗餘霞外,山明落照中。

鳥行看漸遠,松韻聽難窮。

今日登臨意,多歡語笑同。

 

83.  和段相公登武擔寺西臺

開閣錦城中,餘閑訪梵宮。

九層連晝景,萬象寫秋空。

天半將身到,江長與海通。

提攜出塵土,曾是穆清風。

 

84.  酬文使君

延英曉拜漢恩新,五馬騰驤九陌塵。
今日謝庭飛白雪,巴歌不復舊陽春。

 

85. 酬李校書

才游象外身雖遠,學茂區中事易聞。

自顧漳濱多病後,空瞻逸翮舞青云。

 

86. 酬雍秀才貽巴峽圖

千疊云峰萬頃湖,白波分去繞荊

感君識我枕流意,重示瞿塘峽口圖。

 

87. 贈蘇十三中丞

洛陽陌上埋輪氣,欲逐秋空擊隼飛。

今日芝泥檢征詔,別須台外振霜威。

 

88. 酬楊供奉法師見招

遠水長流潔復清,雪窗高臥與云平。 

不嫌袁室無煙火,惟笑商山有姓名。 

 

89. 酬杜舍人

雙魚底事到儂家,扑手新詩片片霞。

唱到白蘋洲畔曲,芙蓉空老蜀江花。

 

90. 酬使君

支公別墅接花扃,買得前山總未經。

剡溪云水滿,高齋咫尺躡青冥。

 

91. 籌邊樓

平臨云鳥八窗秋,壯壓西川四十州。

諸將莫貪羌族馬,最高層處見邊頭。

 

 

 

 

 薛濤 91 《籌邊樓》

 

 

訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9508

 

 

 

 

 

籌邊樓
(剣南西川の平穏を臨む籌邊樓の詩)
平臨云鳥八窗秋,壯壓西川四十州。
この成都平野に、秋峯に高くそびえている籌邊樓の四方に開いている八つの窓から、雲や鳥が、眺められます。その威風堂々たる建物は、西川地方四十州を圧倒しているのです。
諸將莫貪羌族馬,最高層處見邊頭。
わが西川の国境を守る諸将たちよ、羌族の馬を略奪など貪ってはならない、それが、侵攻してくる口実を輿えることになるのです。すべての統治の象徴である籌邊樓の最高層から、じっと国境地帯をにらんでおいでになります。
  
籌邊樓【ちゅうへんろう】
平に云鳥に八窗の秋に臨む,壯んに壓す西川 四十州。
諸將 貪ること莫れ 羌族の馬,最高層の處 邊頭を見る。

 

 

『籌邊樓』 現代語訳と訳註
(
本文)
籌邊樓

平臨云鳥八窗秋,壯壓西川四十州。

諸將莫貪羌族馬,最高層處見邊頭。


(下し文)
籌邊樓【ちゅうへんろう】
平に云鳥に八窗の秋に臨む,壯んに壓す西川 四十州。
諸將 貪ること莫れ 羌族の馬,最高層の處 邊頭を見る。


(現代語訳)
(剣南西川の平穏を臨む籌邊樓の詩)
この成都平野に、秋峯に高くそびえている籌邊樓の四方に開いている八つの窓から、雲や鳥が、眺められます。その威風堂々たる建物は、西川地方四十州を圧倒しているのです。
わが西川の国境を守る諸将たちよ、羌族の馬を略奪など貪ってはならない、それが、侵攻してくる口実を輿えることになるのです。すべての統治の象徴である籌邊樓の最高層から、じっと国境地帯をにらんでおいでになります。



(訳注)
籌邊樓
1. (剣南西川の平穏を臨む籌邊樓の詩)
2. ・籌邊樓 文宗の大和三年に、前剣南西川節度使の悪政から、ついに南詔の侵入をまねき、成都は掠奪の憂目にあった。その後始末に、兵部尚書であった李徳拓が翌四年、着任し、新鋭の気塊をもって、着々と軍備を回復し、その一施策として建てたのが、この縁辺楼である。当時の簑辺榛の位置は、成都府治の西に建てられたというが、宋の陸游(放翁)のころには、すでにその位置がわからなくなってしまい、淳熙三年、制置使知府(成都の長官)であった范成大が、子城の西南隅に重建し、その完成とともに、みずから「水調歌頭」の詞を作ったが、その後、都院の東掖に移ったという


平臨云鳥八窗秋,壯壓西川四十州。
この成都平野に、秋峯に高くそびえている籌邊樓の四方に開いている八つの窓から、雲や鳥が、眺められます。その威風堂々たる建物は、西川地方四十州を圧倒しているのです。
3. ・雲鳥(うんちょう) 雲や空を飛ぶ鳥。
4.
 ・八窗 四方に各二窓ずつ、都合八つの窓があり、四方を見わたせた。 
5.
 ・西川四十州 四川省西部の称。唐の粛宗の時、成都を改めて南京といい、剣南に東川と西川の二つの節度使を置いた。宋の西川路。今の四川西川道。


諸將莫貪羌族馬,最高層處見邊頭。
わが西川の国境を守る諸将たちよ、羌族の馬を略奪など貪ってはならない、それが、侵攻してくる口実を輿えることになるのです。すべての統治の象徴である籌邊樓の最高層から、じっと国境地帯をにらんでおいでになります。
6. ・羌族 東漢時代に東西羌にわかれ、晋のときには五胡の一で、その後、今の甘粛省の臨潭、岷県、四川省の松潘・茂縣などの地にいた。すなわち甘粛の南部から四川の西北部にいた異民族。
7.
 ・最高層(さいこうそう)
8.
 ・邊頭 国境の端のあたり。

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プロフィール

HN:
漢文委員会 紀 頌之(きのあきゆき))
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1946/09/10
職業:
文学者
趣味:
中国文学
自己紹介:
漢詩から唐・宋詩まで基本となる詩人・詩集を各全詩訳注解説してゆく、その中で、これまで他ブログに、掲載した女性の詩を、手を加えて、整理して掲載してゆく。
これまで日本では紹介されていないもの、誤訳の多かった詩などを、時代の背景、出自、その他関連するものなどから正しい解釈を進めてゆく。
毎日、20000文字掲載しているので、また、大病後で、ブログコミュニケーションが直ちに取ることができないけれど、精一杯努力してお返事いたします。

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