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中国文学 李白・杜甫・韓愈・李商隠と女性詩 研究

詩の訳注解説をできるだけ物語のように解釈してゆく。中国詩を日本の詩に換えて解釈とする方法では誤訳されることになる。 そして、最終的には、時代背景、社会性、詩人のプロファイルなどを総合的に、それを日本人的な語訳解釈してゆく。 全体把握は同系のHPhttp://chubunkenkyu.byoubu.com/index.htmlを参照してもらいたい。

八、2.60 薛濤 《送姚員外 》 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9284

八、2.60 薛濤 《送姚員外 》

 

 

20171016

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説

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八、2.60 薛濤 《送姚員外 》 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9284

(剣南幕府の姚員外を見送る詩)
花街の川端の柳は万状の枝を垂れ、秋にむかう風が吹きはじめた。地を掃くように、風に揺られているのに、まだ柳の緑は色をのこして、決して衰えてはいない。
その方の旅の安全を祈って柳の枝を折って、旅立ちのお別れに差しあげたいと思っている、しかし、川端はけぶる月のすがた、柳を見て、この郷と旅の向こうの郷には、兩地には同じさびしい思いがのこる。

 


 

 

 

薛濤詩 60 《送姚員外》

 

 

 

送姚員外
(剣南幕府の姚員外を見送る詩)
萬條江柳早秋枝,裊地翻風色未衰。
花街の川端の柳は万状の枝を垂れ、秋にむかう風が吹きはじめた。地を掃くように、風に揺られているのに、まだ柳の緑は色をのこして、決して衰えてはいない。
欲折爾來將贈別,莫教煙月兩悲。
その方の旅の安全を祈って柳の枝を折って、旅立ちのお別れに差しあげたいと思っている、しかし、川端はけぶる月のすがた、柳を見て、この郷と旅の向こうの郷には、兩地には同じさびしい思いがのこる。

姚員外を送る
萬條の江柳 早秋の枝,地に裊【じゅう】し風に翻り 色 未だ衰えず。
爾を折り來って 將って別に贈らんと欲す,煙月をして兩
に悲しまむること莫れ。  

 

『送姚員外』 現代語訳と訳註
(
本文)
萬條江柳早秋枝,裊地翻風色未衰。
欲折爾來將贈別,莫教煙月兩
悲。

 

(下し文)
姚員外を送る
萬條の江柳 早秋の枝,地に裊【じゅう】し風に翻り 色 未だ衰えず。
爾を折り來って 將って別に贈らんと欲す,煙月をして兩
に悲しまむること莫れ。


(現代語訳)
(剣南幕府の姚員外を見送る詩)
花街の川端の柳は万状の枝を垂れ、秋にむかう風が吹きはじめた。地を掃くように、風に揺られているのに、まだ柳の緑は色をのこして、決して衰えてはいない。
その方の旅の安全を祈って柳の枝を折って、旅立ちのお別れに差しあげたいと思っている、しかし、川端はけぶる月のすがた、柳を見て、この郷と旅の向こうの郷には、兩地には同じさびしい思いがのこる。


(訳注)
送姚員外
1. 剣南幕府の姚員外を見送る詩
2. ・姚員外 員外は員外郎の異称。官職名。その人物は、段文昌が西川節度使であったときに、判官であった姚向というものと、剣南観察推官であった姚康のどちらかといわれている。


萬條江柳早秋枝,裊地翻風色未衰。
花街の川端の柳は万状の枝を垂れ、秋にむかう風が吹きはじめた。地を掃くように、風に揺られているのに、まだ柳の緑は色をのこして、決して衰えてはいない。
3. ・萬條 条はえだをいう。
4.
 ・江柳 花街は川端に作られその川端柳。
5.
 ・早秋 秋のはじめ。
6.
 ・裊地(ちにじょうす) 裊はなよやか。しなやか。慮聾の詩に、「軌、弱柳を置す」の句がある。なでるように、柳の枝がゆれているさま。


欲折爾來將贈別,莫教煙月兩悲。
その方の旅の安全を祈って柳の枝を折って、旅立ちのお別れに差しあげたいと思っている、しかし、川端はけぶる月のすがた、柳を見て、この郷と旅の向こうの郷には、兩地には同じさびしい思いがのこる。
7. ・贈別 柳の枝を折って旅立つ者に贈る風習がある。    
8.
 ・煙月 夕刻のかすみの中の月。
9.
 ・兩郷 両地に同じ。姚員外の行く先と、別れ前のこの地。成都のこと。

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プロフィール

HN:
漢文委員会 紀 頌之(きのあきゆき))
年齢:
71
性別:
男性
誕生日:
1946/09/10
職業:
文学者
趣味:
中国文学
自己紹介:
漢詩から唐・宋詩まで基本となる詩人・詩集を各全詩訳注解説してゆく、その中で、これまで他ブログに、掲載した女性の詩を、手を加えて、整理して掲載してゆく。
これまで日本では紹介されていないもの、誤訳の多かった詩などを、時代の背景、出自、その他関連するものなどから正しい解釈を進めてゆく。
毎日、20000文字掲載しているので、また、大病後で、ブログコミュニケーションが直ちに取ることができないけれど、精一杯努力してお返事いたします。

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