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中国文学 李白・杜甫・韓愈・李商隠と女性詩 研究

詩の訳注解説をできるだけ物語のように解釈してゆく。中国詩を日本の詩に換えて解釈とする方法では誤訳されることになる。 そして、最終的には、時代背景、社会性、詩人のプロファイルなどを総合的に、それを日本人的な語訳解釈してゆく。 全体把握は同系のHPhttp://chubunkenkyu.byoubu.com/index.htmlを参照してもらいたい。

九、031卷804_29 《期友人阻雨不至》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9909

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九、031卷804_29 《期友人阻雨不至》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9909

031804_29 《期友人阻雨不至》 

 

2018119

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説

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九、031804_29 《期友人阻雨不至》 魚玄機 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ9909

(逢うことを約束していた友人が長雨に阻まれてくることが出来ないのでこの詩を作る)

お勤め先からの訪ねてくるという空しい便りがあったが、論語の教え通りに「鷄黍之款」と御馳走を用意する予定も不満足なものです。
窓を閉めているけれど薄雲からさす月明かりが窓に映る。窓の簾をまきあげると、長雨のために、簾のとじ絲が切れて、ばらばらにこわれそうになってしまっている。
又雨が降り出して部屋の近くにある池のほとりの敷石の雨音がしている。この分では大江の水嵩も高くなり遠くから波が押し寄せているのでしょう。(これでは来れなかったのもしかたがない)
あの友人もこちらに帰ってこれないことできっと旅の空で「悲愁」のことでしょう。そんな「悲愁」にはこうして五言詩を贈るので吟じてください。

 

 

 

 

魚玄機 全詩 

 

 

804_26 重陽阻雨

滿庭黃菊籬邊拆,兩芙蓉鏡裏開。
落帽臺前風雨阻,不知何處醉金杯。

 

804_27 早秋 

嫩菊含新彩,遠山閑夕煙。涼風驚綠樹,清韻入朱弦。

思婦機中錦,征人塞外天。雁飛魚在水,書信若為傳。

 

804_28 感懷寄人

恨寄朱弦上,含情意不任。早知雲雨會,未起蕙蘭心。

灼灼桃兼李,無妨國士尋。蒼蒼松與桂,仍羨世人欽。

月色苔階凈,歌聲竹院深。門前紅葉地,不掃待知音。

 

804_29 期友人阻雨不至

雁魚空有信,雞黍恨無期。閉方籠月,褰簾已散絲。

近泉鳴砌畔,遠浪漲江湄。思悲秋客,愁吟五字詩。

 

804_30 訪趙煉師不遇 

何處同仙侶,青衣獨在家。暖爐留煮藥,鄰院為煎茶。

畫壁燈光暗,幡竿日影斜。殷勤重回首,墻外數枝花。

 


 

 

魚玄機 《重陽阻雨》

 

 

訳注解説

 

 

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9888

 

 

804_29 【期友人阻雨不至】魚玄機


期友人阻雨不至
(逢うことを約束していた友人が長雨に阻まれてくることが出来ないのでこの詩を作る)
雁魚空有信,雞黍恨無期。
お勤め先からの訪ねてくるという空しい便りがあったが、論語の教え通りに「鷄黍之款」と御馳走を用意す予定も不満足なものです。
方籠月,褰簾已散絲。
窓を閉めているけれど薄雲からさす月明かりが窓に映る。窓の簾をまきあげると、長雨のために、簾のとじ絲が切れて、ばらばらにこわれそうになってしまっている。
近泉鳴砌畔,遠浪漲江湄。
又雨が降り出して部屋の近くにある池のほとりの敷石の雨音がしている。この分では大江の水嵩も高くなり遠くから波が押し寄せているのでしょう。(これではこれなかったのしかたがない)
思悲秋客,愁吟五字詩。
あの友人もこちらに帰ってこれないことできっと旅の空で「悲愁」のことでしょう。そんな「悲愁」にはこうして五言詩を贈るので吟じてください。

(友人と期せしも、雨に阻まれて至らず)
雁魚空しく信有り、鷄黍 恨むらくは 期無し。
戸を閉づれば 方に月を寵め、簾を褰ぐれは己に絲を散ず。
近泉 砌畔【せいはん】に鳴り、遠浪江湄【こうび】に漲る。
思う悲秋の客、愁吟せよ五字の詩。

 

 

『期友人阻雨不至』 現代語訳と訳註
(
本文)

期友人阻雨不至
雁魚空有信,雞黍恨無期。
方籠月,褰簾已散絲。
近泉鳴砌畔,遠浪漲江湄。
思悲秋客,愁吟五字詩。


(下し文)
(友人と期せしも、雨に阻まれて至らず)
雁魚空しく信有り、鷄黍 恨むらくは 期無し。
戸を閉づれば 方に月を寵め、簾を褰ぐれは己に絲を散ず。
近泉 砌畔【せいはん】に鳴り、遠浪江湄【こうび】に漲る。
思う悲秋の客、愁吟せよ五字の詩。


(現代語訳)
(逢うことを約束していた友人が長雨に阻まれてくることが出来ないのでこの詩を作る)

お勤め先からの訪ねてくるという空しい便りがあったが、論語の教え通りに「鷄黍之款」と御馳走を用意する予定も不満足なものです。
窓を閉めているけれど薄雲からさす月明かりが窓に映る。窓の簾をまきあげると、長雨のために、簾のとじ絲が切れて、ばらばらにこわれそうになってしまっている。
又雨が降り出して部屋の近くにある池のほとりの敷石の雨音がしている。この分では大江の水嵩も高くなり遠くから波が押し寄せているのでしょう。(これでは来れなかったのもしかたがない)
あの友人もこちらに帰ってこれないことできっと旅の空で「悲愁」のことでしょう。そんな「悲愁」にはこうして五言詩を贈るので吟じてください。


(訳注)
期友人阻雨不至
1. (逢うことを約束していた友人が長雨に阻まれてくることが出来ないのでこの詩を作る)

2. 道女であること。半隠遁していること。訪ねて遭わず。これらは多くの詩人が詠ってきたことである。魚玄機もその心境で作ったものであろう。


雁魚空有信,雞黍恨無期。
お勤め先からの訪ねてくるという空しい便りがあったが、論語の教え通りに「鷄黍之款」と御馳走を用意す予定も不満足なものです。
3. ・友人 花街の友人であるから、懇意なお客、楽しみで期待できるひとということであろうか。
4.
 ・阻 ははまる。さえぎられる。じゃまされる。
5.
 ・雁魚 雁足、魚尺ともいう。手紙のこと。
6.
 ・難黍(けいし上) にわとりのあつものと、きびのめし。人をもてなすことをいう。「論語」の微子篇に、「殺鷄為黍而食之」(鷄を殺し黍を為りて、これを食ふ)の句があり、馳走をこしらえて人を迎えることを、「鷄黍之款」という。
7.
 ・期 約束した日。


方籠月,褰簾已散絲。
窓を閉めているけれど薄雲からさす月明かりが窓に映る。窓の簾をまきあげると、長雨のために、簾のとじ絲が切れて、ばらばらにこわれそうになってしまっている。
8. ・方 四角の小窓
9.
 ・籠月 うす虞後に隠れた月で時折りあらわれる。籠の中の月。妓女の魚玄機らしい表現だ。
10.
 ・褰簾 納めている簾。


近泉鳴砌畔,遠浪漲江湄。
又雨が降り出して部屋の近くにある池のほとりの敷石の雨音がしている。この分では大江の水嵩も高くなり遠くから波が押し寄せているのでしょう。(これではこれなかったのもしかたがない)
11. ・近泉 近くの池。
12.
 ・砌畔 みぎり【砌】とは。意味や解説。《「水限(みぎり)」の意で、雨滴の落ちるきわ、また、そこを 限るところからという》1 時節。おり。ころ。
13.
 ・遠浪 遠くに見える水な禿
14.
 ・江湄 江は大江。湄は、みぎわ。水際。


思悲秋客,愁吟五字詩。
あの友人もこちらに帰ってこれないことできっと旅の空で「悲愁」のことでしょう。そんな「悲愁」にはこうして五言詩を贈るので吟じてください。
15. ・郷思 友人が故郷を思うこと。自分のことを思っていること。
16.
 ・悲秋客 友人が旅人として悲愁のを感じている。
17.
 ・愁吟 さびしく詩歌を口ずさむこと。この詩を贈る相手に吟じてくれるように思いを送る。
中国人は自分がこう思うということよりも相手が自分のことをどう思うかでなく、こんな風に思っているという言い方をする。「
思」「悲秋」「客」は友人の事である。

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プロフィール

HN:
漢文委員会 紀 頌之(きのあきゆき))
年齢:
72
性別:
男性
誕生日:
1946/09/10
職業:
文学者
趣味:
中国文学
自己紹介:
漢詩から唐・宋詩まで基本となる詩人・詩集を各全詩訳注解説してゆく、その中で、これまで他ブログに、掲載した女性の詩を、手を加えて、整理して掲載してゆく。
これまで日本では紹介されていないもの、誤訳の多かった詩などを、時代の背景、出自、その他関連するものなどから正しい解釈を進めてゆく。
毎日、20000文字掲載しているので、また、大病後で、ブログコミュニケーションが直ちに取ることができないけれど、精一杯努力してお返事いたします。

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